昨年皆さんから「定期的に開催してほしい!!」とのご要望に応えての開催です!
「2022年に向けて、世界経済・市場はどうなるのか! 来週に続く(続かねえよ)」
前回はブラックで邪悪だった、ブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕さん(「馬渕先生」ではなく、ラブリー・マブリン)が、今回はホワイトマブリンとして、世界の経済と市場の展望について、皆様の幸せのためにわかりやすく語ります(が、幸せにならずにしわ寄せを受けるかもしれません)。
このセミナーでは、先行きの経済の動向や、日米等の株価、金利、主要な外貨相場の予想を語るだけではなく、すべる寒いダジャレとともに、次のようなことに触れる予定です。
1.ファンダメンタル分析とは
・ファンダメンタル分析とは、経済や政治動向などを踏まえ、市場予想を作成するやり方だ、という理解で良いのか。そうした見解は誤ってはいないが、見落としている「本質」とは。
・ファンダメンタル分析の限界はどこにあるのか。市場はなぜ上下に振れ過ぎるのか。「場況」はなぜ右往左往する?
・「アナリストは市場見通しの予想数値を当てることこそが最大の使命なので、アナリストの予想数値通りに売買して儲からないとおかしい」という考えは正しいのか。
・アナリストとファンドマネージャーの目指すものや果たすべき役割は、どう違うのか。
・アナリスト的な専門家、ファンドマネージャー的な専門家、自分自身がどちらなのかわかっていない論外の専門家を、踏み台となる「道具」としてどう使い倒すべきか(あるいはゴミ箱に捨てるべきか)。専門家は信仰の対象ではない。
2.経済の先行きをどう考えていくか
・なぜ、雇用のことをまず分析してこよう、となるのか。
・雇用関連諸指標で、最も先行性があるデータは?
・製造業と非製造業の乖離は、コロナ禍の渦中ではもちろん、コロナ禍前も存在し、今後もあるだろうが、その背景要因は何か。
・気分が良いと景気もウッキウキになるか。その気分は何で測れるか。
・身近なところでわかる景気判断の材料は。
3.これまでとこれからの主要市場の動向を眺めよう
・バリュエーション指標とは何か。バリュエーション指標からみた日米の株価動向の差は? それを解き明かすカギは。
・日米等の株式市場に存在してきた、物色の「歪み」とは
・米ドル円相場にバリュエーション指標は存在するか。
4.経済政策を巡る議論
・日銀の「異次元の緩和」は、なぜ効果が乏しかったのか。紐がつながったマッチ箱は、紐を引くことで動かせても、紐を押すことでは動かせない。
・MMTを巡る諸議論を整理する。「財政均衡至上主義」にとらわれるべきではなく、財政支出拡大が必要な局面や分野はある。また、ハイパーインフレの危険がある、との論も当たるまい。一方で、MMT万能論の危うさはどこにあるのか。
・日本で金融政策や財政政策が効きにくい「根幹」は何か。それを脱し、日本経済が長期的に成長を取り戻すのに、最も必要なものは
・日本経済が低成長にとらわれているのは、政府や企業だけが悪いわけではない。我々にとって、何が幸福をもたらし、何を覚悟すべきなのか。
なお、市場動向などは、目まぐるしく変わることがあるので、セミナー当日は、上記の骨子にとらわれず、その時点で必要だとマブリンが勝手に判断する内容を、勝手に話す予定です。
<一部公開>
※内容は変更になる可能性があるので、ご了承ください。
皆様の雷お越しを、お待ちしております。
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<プロフィール>
馬渕 治好(まぶち はるよし) ブーケ・ド・フルーレット代表
1981年東京大学理学部数学科卒業、1988年米国マサチューセッツ工科大学 経営科学大学院(MIT Sloan School of Management)修士課程修了。1981~2008年に(旧)日興証券グループ各社に勤務し、主に調査部門に所属。
2009年からは、経験を活かし、大手金融機関等に所属せず独立した形で、広く世界主要国の経済および市場(株式、債券、為替、商品市況等)動向の分析業務を行っている。米国情報機関の外部アドバイザーも務めている。
CFA協会認定証券アナリスト(Chartered Financial Analyst)。
著書は、『ゼロからわかる時事問題とマーケットの深い関係』(2015年、金融財政事情研究会)、『勝率9割の投資セオリーは存在するか』(2016年、 東洋経済新報社)、『投資の鉄人』(2017年、日本経済新聞出版、共著)、『投資のプロはこうして先を読む』(2018年、日本経済新聞出版)、 『コロナ後を生き抜く 通説に惑わされない投資と思考法』(2020年、金融財政事情研究会)など。
<詳細情報>
※9時15分より受付開始いたします。
◆参加費 4,000円(当日お支払いください)
※オンラインサロンメンバーは別料金です。
<お申込み>
こくちーずでお席確保です。以下のサイトからお申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/41a05fa5dc9fd2dd979158743e3ba421/
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セミナー、懇親会ともに前日よりキャンセル料がかかります。
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